令和7年6月より、労働安全衛生法が改正され、熱中症対策が企業にとって法的義務となりました。
年々、熱中症による労働災害が増加しており、特に死亡災害の多くは「初期症状の見逃し」や「対応の遅れ」が原因とされています。
そのため、重症化を防ぐための「体制整備」「対応手順の整備」「関係者への周知徹底」がますます重要になっています。
当社では、主に以下の取り組みで熱中症対策を実施しています。
■ 空調服の支給
現場で作業する担当者に、空調ファン付きの作業服を支給しています。暑さを和らげることで、熱中症の予防につながります。
■ スポーツドリンクの配布
全建協連が推奨する、発汗時の水分・塩分補給に適したスポーツドリンクを会社で一括購入し、各現場に配布しています。
■ 熱中症アラームの導入
「WBGT値(暑さ指数)」を測定できる熱中症アラームを導入し、危険な暑さが予測される場合は、早めに作業環境の見直しや休憩を取るようにしています。
※WBGT値(Wet Bulb Globe Temperature)は、気温・湿度・日射などを総合的に判断して暑さの危険度を示す指標です。


連日35℃以上の猛暑日が続き、熱中症警戒アラートが発令されております。
しっかりと対策を行い、今年の夏も乗り切りましょう!