2025年6月18日(水)~21日(土)にかけて、千葉県の幕張メッセにて開催された「第7回 国際建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO2025)」に参加しました。
CSPI-EXPOは、建設・測量業界の最新技術や製品が一堂に集結する日本最大級の展示会で、今回は約57,000名が来場されたとのことです。
今回当社は、建設分野において測量機器の開発などを手がける株式会社トプコン様のブースにて、製品を実際に活用した感想や導入効果などを発表する、「ユーザーセミナー」に登壇する機会をいただきました。
講演では、「長野県松川ダム生産性調査プロジェクト」におけるICT施工の実例として、トプコン様製の最新3Dレーザースキャナー「ESN-100(面トル)」を用いたデータ活用による現場管理の取り組みをご紹介しました。
松川ダムの工事では、ダム内に堆積した土砂の掘削・運搬を、当社を含む3社で共同施工しており、他工区との連絡調整や掘削土量の「見える化」が課題となっていました。
そこで当社では、「ESN-100(面トル)」を導入。簡単な操作で土量を把握できる仕組みを構築し、現場経験の浅い若手社員でも進捗状況を一目で確認できるようになりました。
これにより、協力会社とのスムーズな打ち合わせや、施工履歴を活用した確実な出来形管理を行えるようになりました。
登壇した社員からは、
「ユーザーセミナーにて実際に登壇するという貴重な経験をさせていただきました。また、建設業界・測量業界の最先端技術に直接触れることができ、大変有意義な機会となりました。」
といった感想が寄せられました。
今後も当社は、ICT技術の積極的な活用を通じて、生産性向上と現場のスマート化に取り組んでまいります。
以下のリンクより、会場で実際に放映された映像をご覧いただけます。
▼株式会社トプコン様 YouTube動画
トプコン 松川ダム生産性調査プロジェクト 動画