8月26日・27日の2日間、飯田OIDE長姫高校の2年生3名をインターンシップ生として受け入れ、建設業の仕事を体験していただきました。
今回のインターンシップでは、実際に施工中の工事現場を見学したほか、測量機器を使った実習にも挑戦。
「建設業は、実際にどんな仕事をしているのか?」
その疑問を少しでも身近に感じてもらえるよう、現場見学とICT技術を使った測量体験を中心に、2日間のプログラムを実施しました。
それでは、インターンシップの様子をご紹介します。
【1日目】地域の暮らしと安全を守る工事現場を見学
初日は、現在施工中の3つの現場を見学しました。
■千代 急傾斜地崩壊対策工事
山あいの急傾斜地で、土砂災害から地域の暮らしを守るための工事です。
普段は何気なく暮らしている場所にも、土砂災害などの自然災害から人々の生活を守るための工事が行われています。
実際の施工現場を見学しながら、工事の目的や施工方法について担当技術者から説明を受けました。
■阿南町 橋梁補修工事
道路や橋は、完成したら終わりではありません。
長く安全に利用してもらうためには、定期的な点検や補修が必要です。
この工事では、既存の橋を補修し、橋の長寿命化と安全性の確保を図っています。
普段何気なく渡っている橋が、どのように維持・補修されているのかを、実際の工事現場で学んでもらいました。
■風越貯水池耐震補強工事
地震などの災害に備え、貯水池の安全性を高めるための工事です。
私たちの生活に欠かすことのできない「水」を守るために、土木工事がどのような役割を果たしているのかを見学しました。
「建設業=建物をつくる仕事」だけではありません
3つの現場を見学する中で、生徒の皆さんには、建設業が単に「道路や構造物をつくる仕事」ではなく、災害から地域を守り、道路や橋、水など、私たちの暮らしに欠かせない社会インフラを支える仕事であることを感じてもらいました。
工事の目的や現場での仕事内容について担当技術者から説明を受けると、生徒の皆さんは熱心にメモを取りながら、真剣な表情で話に耳を傾けていました。
普段はなかなか入ることのできない工事現場を実際に見ることで、教室だけでは分からない「建設業のリアル」を体験してもらうことができました。
【2日目】ICT技術を使った測量に挑戦!
2日目は、道路工事の現場で測量実習を行いました。
今回の実習では、建設現場で実際に使用している自動追尾トータルステーションを使い、丁張を設置するための測量・位置出し作業を体験してもらいました。
ICT技術で、建設現場はここまで変わっています
自動追尾トータルステーションは、測量対象となるプリズムを自動で追尾してくれる測量機器です。
さらに、専用アプリを入れたスマートフォンを使用することで、従来の測量機器とは異なる、直感的な操作も体験してもらいました。
「測量」と聞くと、難しい計算をしながら機械を操作するイメージがあるかもしれません。
しかし、実際に機器を触ってみることで、ICT(情報通信技術)を活用することで、測量作業の効率化や省人化、施工精度の確保につながっていることを実感してもらえたのではないかと思います。
生徒の皆さんも、実際に機器を操作しながら、建設業の仕事におけるICT技術の進化を体験していました。


2日間で「建設業」のイメージは変わった?
今回のインターンシップでは、
- 実際の工事現場を見学する
- 現場で働く技術者から話を聞く
- 最新の測量機器を実際に操作する
- ICT技術が建設現場でどのように活用されているかを知る
という、学校ではなかなか経験できない2日間を過ごしてもらいました。
建設業には、現場で汗を流して作業する仕事だけでなく、測量・施工管理・ICT技術など、さまざまな仕事や技術があります。
そして、その一つひとつが道路や橋、河川、砂防施設、上下水道など、地域の暮らしを支えています。
今回のインターンシップを通じて、建設業の仕事ならではの面白さや、「自分たちが暮らす地域を自分たちの手で支える」という仕事のやりがいを少しでも感じてもらえたなら嬉しく思います。
参加してくれた皆さん、2日間お疲れ様でした!
遠方からの参加も応援しています
大学生・専門学校生・短期大学生の方については、県内でのインターンシップや就職活動にかかった交通費・宿泊費の一部を助成する「シューカツNAGANO応援助成金」もあります。
遠方にお住まいの方も参加しやすい制度ですので、対象となる方はぜひご活用ください。
建設業の仕事を体験してみませんか?
「建設業に少し興味がある」そのくらいの気持ちからでも大丈夫です。
職場見学・インターンシップのお問い合わせは、お気軽に三六組までご連絡ください。
皆さんのご参加をお待ちしています。

